朝が来るまでふたりぼっち瑠璃の夜空見上げて笑ったそっと君の小さな手が私の手に重ねられてこの続きはまた明日名残惜しく互いに背を向け家路を辿る朝焼けが世界を連れて来るから私達は日常に戻ろうか何も知らない人混みの中で見て見ぬふりをする生活が始まるこれは二人のメモリー他愛のない不思議な冒険譚たとえ誰が信じなくたって私達にとって真実であればいい指折り数え足りなくなる今日は星がとてもよく見えた何も変わり映えしない私の前の風景は君の瞳を通して見るだけできらきらと輝きを始めるんだ夕焼けが世界を連れて去ったらまた私は君とふたりぼっち次はどこまで遊びに行こうかなんて呑気に白線の上を歩く今日は月が綺麗ね指さしはしゃぐ様を横目で見る君と見る月はいつも綺麗さそんなくさい台詞は飲み込んで消えた見えるはずのないものを見るために夜を二人の秘密基地にしたまた明日もここで落ち合おうね幼い子供みたいに約束をしてこれは二人のメモリー他愛のない不思議な冒険譚たとえ誰もが信じなくたって私達にとって真実であればいい