心に灯る 一つの軌跡がこの掌 熱くさせる揺れる陽炎(かげろう) 吸い込まれる瞳は消えてしまう 明日を映した重ねた後悔は 燃やしてしまえばいい戸惑う鼓動に そっと耳を澄ます踊る星 指でなぞる瞬きはこぼれて この手から溢れて空へと広がっていくんだ赤く 波打つ木漏れ日昨日までの日々が 嘘なんかじゃないと光った 通り道をふいに 振り返るくすぐったまま 笑う 花の音聞こえてるの? 隠した声何も感じない フリをして寝転んだその瞬間 触れる 花びら指を鳴らしたなら 世界が変わるんだと信じていたいから また 目を開くの遠く まどろむ夢には華やいで色づいた 足跡が繋がって暗闇を溶かし始めてた高く 昇った光が胸にひっ掛った 棘をさするように心を撫でていった ただ 優しく巡る季節に寄り添う瞼が少しずつ 照らし出した道に全てを詰め込んで行くんだ香る 懐かしい風が胸にしみわたって 俯いたとしたら見上げた夜空想うから踊る星 指でなぞる瞬きはこぼれて この手から溢れて空へと広がっていくんだ赤く 波打つ木漏れ日昨日までの日々が 嘘なんかじゃないと光った 通り道をふいに 振り返る