作词:酒井参輝作曲:酒井参輝いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ此処は桃源郷眼綴じ蹲る「見ず」「言わず」「聞かず」「触れず」「感じず」夢心地?首を垂れて今際を待つ私は既に枯れた躯縫い合わせた蕾を断末魔で切り裂けば花の色は目が眩む悲鳴命紡ぐかの様に叫ぶ昨の影が手招きする私に搦み付く虚ろ振り払えば立ち眩む痛み然れど明に手を伸ばし叫ぶ夢に触れれば儚い現に触れれば慥かいろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみし両の手が眼を覆い暗い暗いと嘆いて憐れみに腐るその様夢見がちな滑稽と首を垂れて今際を待つ私は既に枯れた躯啄まれる痛みが引き摺り回すのは現なり泣き喚き白に染まる「透明」然れど其れは「極彩」私はただ私で在れ未だに搦み付く虚ろ振り返れば無色の甘い蜜酔えばまやかし心は満つ夢に触れれば儚い現に触れれば慥か咲けば枯れて散って朽ちて終わる命花が開きその時を刻む月夜生ける屍と化すのか死すまで生を叫ぶか風に揺れ夢撫でるか風に揺れ現撫でるか花の色は目が眩む悲鳴命紡ぐかの様に叫ぶ昨の影が手招きする私に搦み付く虚ろ振り払えば立ち眩む痛み然れど明に手を伸ばし叫ぶ夢に触れれば儚い現に触れれば慥かいろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす