作词:九条武政作曲:九条武政人に後ろ指をさされぬよう 絶えず大衆に向かってさあ右倣え何かに抗う事そもそもが滑稽で嘘を嘘で塗り固めた「正しさ」という名の倫理的感情作られた自分をただ繰り返し演じている自ずとまた目を背けた だって僕がいても何も変わらないから僕が生きている事そもそもが滑稽で無為に命を繋ぐなら 僕が僕である必要がないのならいっそのこと…消えればいい消えればいい消えればいい黒闇に惑う絵空事これでおしまい。吐き出す嘘が喉を刺す だけど生に縋り付く事を繰り返し現今もどこかで死なない理由を探してる世迷い 妄想 悲願 悄然 自惚れた理想 道連れの思考縛られた腕は刻々と透けて季節が織り成す花々が四季折々に散る誰もが誰にもならずに誰にもなれずに散りゆく花々と共に孤独と絶望を知る消えればいい消えればいい消えればいい黒闇に惑う絵空事これでおしまい。ああ 数えきれぬ忘却の果てああ 数えきれぬ程に逃げてた軽々しく命を見ていた僕にはきっと到底笑いながら死ぬ事はできないでしょう薄命だ。薄命だ。薄命だ。薄命なのか…。惑う絵空事これでおしまい。