昨日まで間違いのないものこれからを埋めた揺れる町で失くしたおはようと さよならの数は合わせられないまま 笑ってる誰かが手を伸ばした空洞の奥の方が痛み出すだろう触り合って 確かめて見つけあって 見せあって誰もわからないように 中に隠そう理由もなく 意味もなしに花は枯れてまた次の何処かへ笑いもせず 泣きもせず理由だらけの わたしたち の船も意味もなく いつかは溶けて 沈んでいくだろう昨日まで間違いのないものそれからは埋めて 揺れる舟を漕ぎ出した流された家も そのままでまだ帰れないまま 笑ってる僕らが手を伸ばしたら空洞の奥の方が滲み出すだろう触り合って 確かめて見つけあって 見せあって本に残らないような朝を迎えよう何もないここには何もないどこにも穴しかない僕にも穴しかない何もないここには何もないどこにも穴しかない君にも穴しかない